感情の制御なんてものはほぼ無理じゃない?だって腹が立つんだもの。私は正しくてあなたは間違っている。
目次
・怒った時の私の行動(正直)
1.怒りを相手にぶつけ、私は正しい。あなたは間違っていると認めさせたい。
2.ミスした相手に相手のためを思って指摘(注意)する。
3.自分の正当性を主張するために相手を説得しようとする。
4.よかれと思って相手にアドバイスのような事をする。
・言いたいことを言って「すっきり」したことってほとんどない
相手に怒る。文句を言う。苦情を言う。でも必ず「後味の悪さ」が残る。
怒ったことを「言って良かった」と思うことはあまりない。大抵相手との関係はぎくしゃくする。
「自分は正しい事を言った」と思っていても、とても疲れて、「あの人、怒ったかな。私のこと嫌な人だと思ったよな。他の人に私の悪口を言っていないだろうか」「明日気まずいな」という後悔と不安な気持ちが大きくなる。
・必ず自分も同じようなミスをする
これは必ず私の身に起きることで、感情で相手を注意した後にはほとんどと言ってもいいくらい必ず自分も似たような、またはもっと大きなミスを犯す。自分がミスをした時の恥ずかしさったら。
・「ま、いっか」「私が必ず正しいとは限らない」
時間が経つと、結構「ま、いいか」になるのね。
ここ5年位でようやくわかってきた。相手に自分が納得していないことを伝えたい、言ってやりたい!でもタイミングが合わず、1日から数日そのチャンスがないと、「ん~~。やっぱり言うのやめておこうかな。相手の言っていることも一理あるし。うん。やめておけるな。」
そして「伝えてもすっきりするわけじゃないんだよね。結局。相手も気分悪いだろうし、私の方が誤解しているかもしれないし。」ということを思い出す。
「私だけがいつも正しい」わけないじゃない。ということをやっと思い出す。
・衝動買いをしそうになってしないで済んだ時の気持ちね
言った時より言わなかった時の方が「うれしい」気持ちになる。「うれしい」という表現でいいのかわからないが、
「言わなくてよかった」「もし言われたら気分悪いよね」「言わなかった自分、立派」「相手との関係の修復に悩まなくて良かった。ホッとした。」
あと、「よかれと思って相手にアドバイスのような事を言う」はもうほんとに、ただただ「余計なお世話」。相手は大人だし。
言わずにいられた時の気持ちって、衝動買いをしそうになってしないで済んだ時の気持ちに似ている(笑)。結局私が怒りの感情に覆われても、
「ほとんどのことは”言わなくてもいいこと”」なのです。
・修業は続く
寛容、相手を許す、とか、アンガーコントロールは難しい。今でもできているわけではない。ただ本当はもっともっと早くからこういう事をわかっているべきだった。迷惑をかけてきた子供たちや周囲の人々に申し訳ないです。
そうは言っても、いつもこうはいかない。結局怒って後悔。また後悔。修行修行。
この曲を聞くたび思い出してしまうのだろうなあ。まだまだですな。2022年7月7日 木曜日 -4-