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「書いてさえおけば忘れてしまってもいい」。A6ノートは『記憶の外付けハードディスク』
後でやろうと思った事を思い出せない。
こんなに大事な事を忘れるはずがないということですら、それもたった数分前(時には数十秒前)の事なのに思い出せない。
「なんだったっけ?」と思うならまだまし。時には「忘れてはいけない」と思った事自体を忘れてしまう。
歳を取るということはこういうことなのだろうけど、困るし自分にがっかりする。なんだっけなんだっけと思い出せない事にイライラもする。
① A6のノートを常に持ち歩き、忘れたくない事を片っ端から書き込んで、安心して忘れる
最近、A6サイズ(10.5cmx14.8 cm)のノートに「忘れたくない事」を書き込んでいる。
買いたい物、後で調べようと思った事、後でやる事、食べたい物、子供達に聞きたい事、同僚に聞いたドラマの名前、ラジオから流れてきた音楽。ブログのネタ。大きな事も小さな事も、忘れたくないことを書く。
殴り書きでいい。その辺にあるペンでも鉛筆でもマジックでも、なんでも使って書いていく。
車の運転中に「あれを何してこうしなくては」と思いついた事は特に忘れがち。運転に集中しないといけないから余計忘れる。でも信号が赤の時や渋滞の時にバッグから取り出して、殴り書きでもいいから一言、一文字だけでも書いておくと後で思い出せる確率大。
書いてしまったら安心して忘れられる。
② 済んだら横線を引いて「処理済み」にする。まだやっていない事が一目瞭然
書いたことが済んだら、文字に横線を引き「処理済み」にする。そうするとやる事だけが残る。1ページに書き込んだ全てが「処理済み」になったらページに大きなバツ印をして終了。
書いたものの先延ばしにして「処理済み」にできず残ってしまう時もある。それが数ページ前だったりすると見落としてしまうので、そのページに付箋を付けておいてもいいし、一旦消して新たに書き直す、でもいい。
③ スマホのメモ帳機能より結局手書きが楽
バッグに放り込んで常に持ち歩く。いつでもすぐ開けて持ち運びに便利。
スマホのメモ帳機能も便利だけど、パッと開いてパラパラと見返すにはノートの方が圧倒的に速いし楽。スマホでは殴り書きはできないしね。バッテリーの残量も気にならない。
殴り書きでなんて書いたのかわからずしばらく?と考える時もある(なんとか思い出せるから大丈夫)。いつもバッグに入れていて表紙はボロボロ。だけど気にしない。家でもテーブルや枕元に置いている。
最近2冊目になった。たくさん取りこぼしていたことが減ってきている気がする。