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治療のおかげで劇的に症状は改善したが、この話には続きがある
加齢で涙を排出する「涙点」の入り口が塞がり、泣いてもいないのに涙がポロポロと出るようになってしまっている。塞がった穴に針(のようなもの)を挿して穴をあけて症状を改善する治療を月1回受けている。
先日治療に余裕があったのか、先生がこの治療についてゆっくり説明してくれた。
悲しくないのに涙が止まらない。涙を流す穴「涙点」が塞がってしまった私の目が『あっという間』に治るまで①
どこの眼科でもこの治療をしてくれるわけではない
眼科によっては「加齢による症状ですね。しょうがないです。」で治療をすることなく終了となるそうだ。
こう言われて何件も眼科を回った末に受診する患者さんもいるんだって。
あくまで対処療法
「加齢による症状」というのは本当で、これも根本的な治療ではない。涙点に針(のようなもの)をちょんと挿して塞がっている穴を一時的に開けているだけで、結局しばらくすると再び穴が塞がってしまう。
私の場合、1ヶ月程度で左目の穴が再び塞がってしまうので、ひと月間隔で通っている。人によって間隔は違う。
治療をいつまで続けるかは自分次第
何年も通っている患者さんもいるそうだが、あくまで対処療法で完治するわけではないから、数週間や1ヶ月、2ヵ月ごとに定期的に続けて通うことになる。
「定期的に通うのが大変な人もいれば、億劫になる人もいるだろうし、来なくなる人もいるよ。改善はするけど治るわけではないからね。治療のやめ時は人それぞれ」と先生は言う。
私は仕事中に涙を拭いたりメガネを拭いたりするのが嫌なので、今のところはひと月毎にせっせと通っていて、少なくとも仕事をしている間は続けようかと思っている。
この治療をするとしないとでは状態が全然違うからね。
手術もあるけど・・・
涙道の入口(涙点)が塞がっているだけなら、涙点に針(のようなもの)をちょんと挿して塞がっている穴が開けることで症状が改善するのだけれど、もっとひどくなり涙道が詰まってしまうとチューブを入れるなどの手術をすることもあるそうだ。
ただ結局元に戻ってしまう可能性もあり、先生は「私はお勧めしていない」と言っていた。
冬は症状が悪化しやすい
冬になると症状が悪化しやすいそうだ。
調子が悪くなったら治療の間隔を短くする場合もある、と言われている。
今ひと月毎に通っているから、2週間ごととかになるかもしれない。