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食事中ではないのに突然むせることがある
アラカン(60歳前後の人の事をこう呼ぶそうだ)の身に起こる変化。自分はまだまだ大丈夫と思っているのに身体はしっかりと実感しているようだ。
私も然り。毎日細胞が死んでいくよ。
・加齢に伴って「噛む」「飲み込む」時に必要な筋力が衰えている
若い頃に比べてむせることが多くなった。
食べ物が器官に間違えて入ってしまいむせて咳き込むことは年齢に関係なくたまに起きるでしょ。
ところが最近、飲み物を飲んでいて急にむせてしまったり、唾液でむせることまで起きる。「唾液誤嚥(ごえん)」というそうだ。何も食べても飲んでいないのに急に咳き込んで、息が吸えないー、ってなる。
急に息ができなくなって苦しんで死んだ~なんて死に方はちょっとね。
・原因は嚥下機能の低下。他にも口の中の乾燥、誤嚥、逆流性食道炎など
どうやら加齢や筋力の衰えによって飲み込む力が弱くなり、気管に食べ物や飲み物が入りやすくなっているらしい。
他にも、胃酸が食道に逆流する逆流性食道炎が喉や気管を刺激してむせるきっかけになることがあるし、脳梗塞やパーキンソン病などの神経系の疾患が嚥下機能の低下を引き起こすこともあるという。
後者の逆流性食道炎とか脳梗塞やパーキンソン病の心配は自覚も実感もないけれど、前者の口の筋肉の衰えが気になっている。
・少しでも改善しないかなと「あいうべ体操」「パタカラ体操」で口や舌の筋肉を鍛える
「あいうべ体操」は、口を大きく開けて「あー、いー、うー、べー、」と10回繰り返し発音する。
「パタカラ体操」は、「パ」「タ」「カ」「ラ」をそれぞれ8秒間「パパパパパ・・・」のようにできるだけ速く発音する。
嚥下体操を取り入れることで口や喉の筋肉を鍛えることが効果的、というから去年からやっている。
実のところ、改善しているのかしていないのか実感がない(笑)。今は「やらないよりはマシかな」程度の気持ち。
後々効いてくることを期待している。
日本歯科医師会は「5秒間で30回以上発声できれば健全です。」と言うが、初めの頃はできなかった。ひと月毎日続けてようやく30回できるようになった。
あまり声を発する必要のない職場だったせいもあるのか、健全ではなかったのね。
正しい「パタカラ体操」の手順は日本歯科医師会のサイトを参考に👇