憂鬱な時は「外に出る」に限る

非常に危なかった。もう少しで「うつ」の闇に落ちる


そんなことで昨日の夕方から今朝にかけての私はうつ状態である。仕事が忙しいとかで気がまぎれるならまだしも、今無職の身で時間はあるし、気がまぎれるイベントもない。
気を付けないとあっという間にメンタルは落ちていく。

考えないようにしようしようと思っても家の中にいると考えてばかりいるので、このままでは病気になると、翌日とにかく外へ出た。

いつもは歩いて数分のスーパーで買い物をするのだが、今日は天気もいいし、30分歩いたところにあるスーパーにまで足を延ばした。
外に出て明るい空を仰ぎ、物音(それが車のエンジン音であっても)を聞き、視線に入る花や芽吹き始めた木々を眺めるだけで、気がまぎれるものだ。

スーパーまでのコースはできるだけ緑がある道を選んで、新緑がきれいな公園を通ったり、街路樹のきれいな道を歩いた。

2か月前に通った時はまだ冬の庭だった素敵なお庭のお宅は、春の花がたくさん咲くきれいな春の庭になっていた。
キレイだキレイだと、失礼がないように歩きながら横目で眺めさせてもらった。

だんだん気持ちが晴れてきて、今日はちょっと贅沢してもいいような気持ちになり、本屋さんで読みたかった本を買った。その後いつもは節約のためにあまり行かない人気のパン屋さんでラタトゥイユ塩パンというものとフレンチトーストを買い、その勢いでたまには本格的カレーを作ろうと(私は「自称」上手にインドカレーを作る人)、スーパーであれこれ食材を買って帰宅。

帰宅して歩いた距離を調べたら、9㎞も歩いていた。お店に寄ったりしていたから、かかった時間は3時間半。今、車も自転車も持っていないので、歩くだけでたっぷり時間がかり、1日が早く過ぎていくのも良い。

おかげで気持ちはだいぶ晴れ、「まあ、こんなことが100年続くわけじゃないし、100年後はそもそも生きていないし、ま、いっか」というメンタルに一旦落ち着いた。

しかしお財布の中身は寂しくなった。ハハハ。