日の当たらない家で良かったこと

「ガーデニングをあきらめるまで」の記事でも書きましたが、我が家は南と西側に家があり、敷地に太陽光が入るのはせいぜいお昼前まで、という土地に建つ日陰の家です。

家の前が広くて日差しがたっぷり入る明るいオウチ。知人の家に行ったり、通りがかりに見た日当たりの良いオウチ。見るたび羨ましくて。思い描いていた日当たりの良いオウチ暮らしからは遠い毎日。

日陰の家に住んで20年以上。つまらない思いは相変わらずあるけれど、少しは前向きに考えようよ。いや、考えるしかないな。ここに住んでいるのだから。

良かったことの前に残念だった事

1.花が咲かない

2.野菜が育たない

3.家の中がかびる 特に西側と北側

4.南側のリビングの2メートル先には家が建っている。狭いなあ、日当たり悪いなあ、の印象。

・良かった事

1.西日が入らない。夏はこれが嬉しい。西日は暑くてきついから。

2.案外明るい。リビングには天井に明かり取りがあるので、部屋はとても明るいのですよ。家の建っていない東側に大きな窓をとっている。建売住宅ですが、家を設計する時にさえぎるものがない方に窓をとってくれたのだと思う。

3.電気料金を抑えられる

ここ3年間の電気料金は月平均約5000円。夏は約6500円。自分では少ない方だと思っていますが、よそのお宅はどうなんだろう?

4.もう頑張れなくてやっていないけれど、7、8年前までは、エアコンをほぼ使わずに一夏過ごすこともできていました。

5.太陽光を浴びる時間は日当たりの良い家に比べると短いから、夏は午後3時が暑さのピーク。

6.軒が広いということとしてみる。南側にある2階建ての家が太陽が高く上がる時刻になるとちょうど太陽の光をさえぎってくれるため、家の中に日差しが入ってこないから暑さをしのぐことができる。

なんだ、この家で良かった。と思うことにしましょう

並べてみたらよ良かったことのほうが多かった。途中から無理矢理感も少しあるけれど。

日陰の家でよかった。よし。特に夏は暑さ対策と光熱費に対しての恩恵を受けています。

今年は6月末に梅雨が明けて猛暑の日々が早くも始まってしまったから、今までのようにはいかないかもしれませんね。歳をとってきて頑張る気持ちが続かなくなってきているのもあるので、最近はテレビの言うとおりに暑さに応じてエアコンを適切に使用しています。

・おまけ…夏の夜のしのぎ方

500mlのペットボトルに水を入れて凍らせて、手ぬぐいで巻いて(タオルでは厚くて冷たさが伝わりにくい)首や脇の下に挟んで寝ると何とか朝まで過ごすことができる。ほんとに暑い時は3本活躍します。

222年7月14日 木曜日 -11-