衣類用の漂白剤を食器の漂白に使った。きれいになったよ。

・使わずに余っていた衣料用の漂白剤(ハイター)は食器に使えるのか。

やってみるもんだ。
コーヒーやお茶で色がついたカップや湯飲みがちゃんと真っ白になった。
きみ、なかなかやるじゃん。
という事で、衣料用ハイターは、今、洗面所の棚からキッチンの棚に引っ越しして「エッヘン」と誇り高く座っていらっしゃる。

成分は多分どちらも似たようなものだろう。塩素系漂白剤だから。

ブログでも書かない限り調べることもしないが、今回は一応調べてみたら、衣料用ハイターも台所用ハイターも、どちらも漂白・殺菌の働きがある「次亜塩素酸ナトリウム」を使っている。

これはますます何の問題もないな。
ただし酸と合わさると有毒ガスを発生するから、使用には注意が必要。そうねそうね。
酢とかレモンとか、あとはわからないのでとにかく食器に食品なんかがついていないようにして使用。
キッチンハイターの時と使いかたはおんなじ。

ちなみに、台所で使う「キッチンハイター」の方には界面活性剤も入っているので、漂白と同時に軽い汚れも落とせるんだって。

そもそもマスクの殺菌用に買っておいたんだ。

新型コロナのパンデミックが始まった頃、マスク不足に悩まされた事は記憶に新しい。
どこに行っても売り切れ、あっても常軌を逸する価格または粗悪品。
当時は一度使ったマスクを洗って殺菌してまた使う、ということをやっていた。

今は「一度水分を含んだマスクにはウイルスを吸着する能力はない」ということが明らかになっているらしく、じゃあ、あの頃私達がやっていたことって一体、、、となってしまうが、使った不織布を洗って再利用する、ということを当時はやるしかなかった。
効果があろうがなかろうが、ないよりはましだった、と考えることにする。

前置きはそのくらいにして、当時は使った不織布マスクを衣類用の漂白剤で殺菌して再利用するために、衣類用の塩素系漂白剤を使っていた。
その後マスクが十分に手に入るようになってからは使わなくなり、とはいえ白物ににしか使えないので、たまには白いタオルでも漂白しようかな、程度で3年目である。
ほとんど一本丸々残っていた。
いつも所在なさげに洗面所にいて、目は合うんだけど、使うことがなくってさ。

案外どっちでもいけるとわかった。そういった商品は案外多いかもね。

衣類の漂白はあんまりしないが、食器の漂白はせっせと月1回やっている。

マグカップや湯飲み茶碗、水筒や水筒に付いているパッキン等には茶渋が付きやすいから定期的に漂白している。

食器用の漂白剤が終わりかけて、新しいのを買わないとな、と冷蔵庫の側面に貼っているお買い物リストに「キッチンハイター」と書こうとして、ふとしばらく使っていない「衣類用ハイター」の事を思い出した。
どちらも塩素系漂白剤、食器もキレイになるんじゃないか。
と思っての今回の話である。

なったなった。茶渋がキレイにとれてピカピカになった。なあんだ。どっちでもええやん。

衣料用のハイターが無駄にならずに使いきれそうで良かったと満足している。
あ、でも、これが終わったらちゃんとキッチンハイターに戻すつもり。

今さらだが、初めから気がついていれば、衣料用のハイターを買わずに普段から家に常備しているキッチンハイターでマスクを殺菌したのにね。

そういえばずいぶん前からお風呂用に使っているおふろのカビ取りハイターも、タイルだったらお風呂じゃなくてもいけるよね、と台所のタイルの目地に使っていたわ。
お風呂の泡ハイター、台所のタイルにも泡がしっかり留まってくれるから便利だよ。

トイレ用、お風呂用、台所用、とメーカーは場所や用途別に選びきれない程たくさん商品を出しているが、案外どれでもどっちでも使えるのではないかね。