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毎年の健康診断では正常だったのに、予感も自覚もなく、57歳で高血圧を宣告?された。私はこれからどうなっていくのか。減塩?運動?降圧剤?
→高血圧?(2):最高血圧「176mmHg」。57歳で高血圧を宣告?されスタートした、私の血圧ライフ。―血圧計が届くまで―
● めまいの薬をもらいに行っただけなのに、とんだお土産をもらうことに
半年に一度起こるめまいの薬をもらうため、仕事帰りにかかりつけの内科に行った時の事。血圧を測った先生が(めまいの時はいつも測る)「それにしても血圧が高いよ」と言った。
ほら、と見せてもらった数値は「176mmHg」。
● 先生曰く「55歳過ぎたら、こうなる可能性は必ずあると思っていないとね」
「ええぇ…健康診断の血圧は110位だったのに…」呆然とする私に、先生は涼しい顔で
「高血圧じゃない人はいつ測っても正常値なの。健康診断の時110位だったとしても、170越えなんて普通はならないよ。」
「55歳過ぎたら、こうなる可能性は必ずあるわけ」と言う。
そして先生は、診察室に入ってきた看護師さんに血圧計の値を見せて
「見て!この血圧!高くない?」「うわ~(看護師さんの声)」と二人で盛り上がっている。
私だって「うわぁ・・・」である。動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞、脳卒中、麻痺、介護、寝たきり、子供に迷惑…こういう時って、一瞬でこれだけのことが頭に浮かぶのねぇ。
● さらに先生「血圧計をすぐに買って、一ヶ月間、朝晩血圧を測ること。高い状態だったら『年貢の納め時』と諦めて降圧剤飲みなさい」
さらに先生は「血圧計持ってる?持ってないのか。じゃあ買ってください。向かいのホームセンターにも売っているから」と帰りに買っていけと言わんばかり。
「1ヶ月間毎日朝晩測って、記録をつけて、1ヶ月後に持ってきて。ひと月高い状態だったら『年貢の納め時』と諦めて降圧剤飲みなさいね。」
そして毎日記録をつける「血圧手帳」なるものと、来月の来院予定日を書いた紙を渡され「はい。じゃあ来月待ってるからね」だって。年貢の納め時って…。
● これからどうしよう…とりあえず血圧計を買おう
会計で受付の人に来月の来院を念押しされ、当初の目的だっためまいの薬をもらって帰った。しかしもう「めまい」どころではなない(ちなみに私のめまいは高血圧とは関係ないそうだ)。
調べたら「高血圧は無症状」ということを初めて知った。あちこちガタは来はじめているがおおむね健康と信じて疑わなかったのに。
これからどうしよう。私これからずっと降圧剤とお付き合い?
とにかく血圧計を買わなくちゃ。