高血圧?(7):最高血圧「176mmHg」。57歳で高血圧を宣告?されスタートした、私の血圧ライフ。―1ヶ月間血圧を測った結果―

結果。血圧は高くなかった。今のところ全然平気(先生のコメント)

ある日、かかりつけの内科で測った血圧が「176mmHg」だった私は、先生の指示で血圧計を買い、一か月間朝晩家で血圧を測り続けた。
年齢も年齢だし、いよいよ減塩生活かと自分の塩分摂取量を調べたら、日本人の塩分摂取量目標量「6.5g」を毎日超えていることもわかった。

高血圧?(6):最高血圧「176mmHg」。57歳で高血圧を宣告?されスタートした、私の血圧ライフ。―減塩できない―

● 平均すると、最高血圧が100、最低血圧が67

「1ヶ月間毎日朝晩測って、記録をつけて、1ヶ月後に持ってきて。ひと月高い状態だったら『年貢の納め時』と諦めて降圧剤飲みなさいね。」と先生に言われ、冷や冷やしながら測り続けたが、結果、平均して最高血圧が100、最低血圧が67という、日本高血圧学会が定める正常値の範囲内『家庭血圧(家で測った値)で115/75mmHg未満』。
正常の範囲内で収まっていた。
なんだ。

● 先生の診断「なんだ、全然大丈夫じゃない」

先生に測り続けた血圧ノートを見てもらうと、「なんだ、全然大丈夫じゃない」という反応。さらに
「ということは、先月測った176mmHgはストレス性のもので、病気としての「高血圧」ではなかった、という結論だ。今は薬も必要ないね。じゃあ、今日で終わり」だって。

先生、あんだけ人を怖がらせておいて。
「年貢の納め時」だの「55歳過ぎたら、こうなる可能性は必ずあると思っていないとね」だの、「高血圧じゃない人はいつ測っても正常値なの。170越えなんて普通はならないよ」だの言ってましたよねぇ。

高血圧?(1):最高血圧「176mmHg」。57歳で高血圧を宣告?されスタートした、私の血圧ライフ。

まあいい。無事だったから。

● ただし「高血圧になるポテンシャルはある」

ただ先生には「現時点では」高血圧ではないということだけだよ、と釘をさされた。

高血圧ではない人は、どんな時に測っても「正常の範囲内」で、変わることはないそうだ。
そして私のように場所や体調で血圧が高くなる人は、「2~3年後には高血圧に移行するポテンシャルが高い」そうだ。(ポテンシャルって単語、こういう場面に使うものなのか?)
「はぁ、ポテンシャルですか・・・」とつぶやくと、

「そう、ポテンシャルね。だから、毎日じゃなくていいから、これからも血圧は測って、高い状態が続くようになったらまた来てね」だって。

ポテンシャルを念押しされてしまった。

今回2年ぶりに診察を受けたのだが(元はと言えばめまいの薬をもらいに行ったのが発端)、先生は、電子カルテを音声入力するようになっていた。
時代だねぇ。なんて眺めていたら、先生はマイクに向かって「血圧、全然へーき」と言っていた。(カルテがとてもカジュアル)

ともかく全然へーきなんだ。私。良かった良かった。

● これからどうしていくか

というわけで、高血圧騒動はひと月で一応収束した。
手元に残ったのは、買ったばかりの血圧計と血圧記録手帳、調べまくった高血圧に関する知識。自分の塩分摂取量を食べ物ごとに記録したエクセルファイル。

高血圧になる「ポテンシャル」はあるそうだから、ストイックになり過ぎない程度に塩分の事を気にして、せっかく買った血圧計も時々使うことにする。

それにしてもほんとになんで、先月の通院の時に176も出ちゃったんだろうかね。謎。

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