若かったころ、上司が怖くて白髪になった思い出話

でもまず息子の肩と背中の痛みの話から

社会人1年目息子の肩から背中のこりと痛みがなかなか良くならない。

高校生の時、脊柱側彎症の手術をしているので心配ではあるが、

新入社員だし、きっと緊張からきているのだろう。

あと、1日中パソコンを使う仕事だということだから、と今は思っている。

こまめにストレッチ、無理せず時には痛み止めを飲む、整体に行く、鍼灸に行く、運動するとか、色々と提案しながら、

私がかつて

「プレッシャーで白髪になった」事を思い出して笑ってしまった。

大抵のことは後になると笑える話になるのだよね。

とはいえ今の息子に

「10年代20年30年後には笑えるようになるから」

なんてなんの慰めにもならんのだけどね。

当時、泣きましたよ。トイレと家で

もんのすごい厳しい管理職がいて、しかも私は入社2年目のチャラチャラ社員で、

仕事のなんたるかなんて全くわかっておらず、

ある案件を任されていた時に、

「◯◯の件ですが、あそこがちょっと難しいのですが、どうしたらいいですか?」

なんて軽めに聞いてしまって、その管理職に

「知らんわ。そんなこと。」

と一笑、一蹴されてしまい、さーっと青ざめたおバカな私。

「そんなことはまず自分で考えろ。わからないからって安易に聞きに来るな。結論を持ってこい。」

ということですね。今ならわかる。

怖かったあ。

文章でどこまで伝わるかわからないけれど、

まあ、泣きましたよ。会社のトイレと家に帰ってから。

ちょっとでも仕事にすきや油断があると、厳しい指導を受ける。

そして部下の仕事ぶりは全て見えている。

その管理職にはんこをもらう時には、細心の確認と、何を聞かれても自分の意見を示せるように念入りに準備した。

んで、先輩と二人して白髪が生えた(涙)

仕事への姿勢、厳しさ、態度、立ち振る舞い、言葉遣い。

特に自分の考えがまとまっていなかったり甘い時はそこを必ず突かれる。

ただならぬ緊張の日々でしたわ。

当時、左側に2つ机を挟んだ先に管理職の席があって、机はこっちを向いているから部下全員を見渡せる。

私は頭の左側に白髪が生えて、もうびっくり。

そしたら私の向かい側の席の先輩は右側が白髪になっていて、(先輩から見て右側に管理職がいる位置関係だから)

二人とも震え上がっちゃった。

余談ですが、管理職から1番近い席にいた上司は髪が薄くなっていって・・・。

先輩たちでさえも相当なプレッシャーだったということか。

他にもヘルペスでしょ、原因不明の微熱が半年続いたでしょ。

肩こりからくる頭痛は1年続いたなあ。

よく続けていた。鈍かったのか?

今で言う「メンタル」をやられていたよね。

「メンタル」なんて言葉もなかった頃のお話。

でもねー。鍛えられたんだあ。

怒鳴るとか怒るとかする人ではなかったけれど、存在が怖い。

管理職が休みの日は、周りの部署が驚くほど私たちの部署はのどかで楽しそうに見えたんだって。

直接怒られたのは先述したことだけだったけれど、存在自体が

「強烈な講義」とでも言うのだろうか。

それで、さっきの管理職に怒られて以降、

「こうこうこうします。根拠はこうです。よろしいでしょうか。」

という向き合い方をするようになりました。

仕事ってそれだけではないし、

「仕事ができる人」

になりたいけれど、今でもなれていないけどね。

で、親バカだから息子の話にもどります。

私もねー。今日朝から背中が痛いよ。仕事がちょっと大変で。

仕事に💢ときは、抜いた親知らずのところが痛くて大変。

歯を食い縛るのではぐきもなんだか腫れぼったいし。

私はすぐロキソニン飲んじゃうんだけどな。

そうなんよ。みんなそう。息子も私もお姉ちゃんもお父さんも、友達も、会社の先輩も、

みんな初めのうちは「白髪?」になりながら仕事をしている。

でも

息子の肩こりと背中の痛み。

治るかな。あまりにひどければ病院に行くべきか。

親バカだからやっぱり心配。

2022年9月9日 金曜日 -68-