50代はガスコンロの火を消し忘れます。「消し忘れ防止機能」を活用しよう

ガスコンロには、消し忘れても「自動消火する機能」が標準装備されているが、その機能を使えていない”火事一歩手前”の恐怖体験

ガスコンロの火を消し忘れた。消し忘れに気が付くまでの恐怖(後から思った)の50分間

コンロの火を消すのを忘れ、50分間もつけっぱなしだった。

弱火で煮込んでいたカレーの鍋を一旦コンロから外し、お風呂に入った。
お風呂から上がり、ガスコンロの近くに行った時「なんかこの辺暖かい」と思ったが(思っただけ)、キッチンを離れ、髪を乾かしに行ってしまった。
そして約50分後、再びカレー鍋を火にかけようと思った時に、コンロの火がついていることにようやく気が付いたのだ。

今までも、火を消す前に鍋をコンロから外してしましい、少ししてからコンロを見て「まずいまずい、消してなかった」ということをたまにやってしまっていたが、それでも台所にいる時にちゃんと気が付いて消していた(それだって十分まずい)。しかし50分間気が付かず、は初めて。

「消し忘れ機能」は初期設定の120分だったが、120分ではその前に火事になってしまう

うちのガスコンロには「消し忘れ防止機能が」ついているが、何分で消えるのか実は把握しておらず、「危険のない範囲で自動消火してくれるのだろう」なんてのんきに構えていた。
でも、50分でも消えていないって、一体何分に設定してあるのだろう。初めてちゃんと調べたら、初期設定の120分になっていた。
120分後で消えてくれても、その時はもう火事になっているよ。

もちろん二度とこんなことはしないようにしなければならないが、自動消火機能の力も借りなければ危険なお年頃である。
ということをわかっているのに、機能任せで自分で設定確認をしていなかったのでは意味がない。

「つけっぱなし!」と気付いたときの恐怖はそれはもう。さらに消すのを忘れてしまった自分への恐怖。このままでは、いつか火事を起こしてしまう。

歳を取っただの、物忘れが増えただの、自分の老いについては自覚をしているつもりが、心のどこかで「まだまだ大丈夫でしょ」と思っているということだ。要するに自覚が足りない。
しかも、消し忘れてから気がつくまでの間にコンロの側まで行ったのに、「なんか暖かいな」と思ったのに、目線の真下にあるコンロに視線を向けることなく、コンロから離れてしまった。
50代を侮ってはいけない(悪い意味で)。

「消し忘れが心配なお客様向けに『安心モード』で消火時間を30分に短縮できます。」もちろん設定

説明書には「消し忘れが心配なお客様向けに『安心モード』で消火時間を30分に短縮できます。」とある。自分を信じることができないので、もちろん設定した。

この「消し忘れ機能」は消火時間を10分間から設定できる。10分で火が消えては料理ができないと思い、今回は30分に設定したが、「10分に設定しなければならない」なんて事態にはなりたくない。なんとかしなければ。

自分がすべき最も大切な事は「ガスの火を消してからお鍋を持つ」と「調理中は火元から離れない」

消し忘れ機能で30分たてば自動で消えるとはいえ、それまでに火災になる可能性だってある。
ということは、まず消火。とにかくまず消火。
調理中はコンロのそばを離れない。と言うが、それはやっている。離れないだけじゃだめなのよ。必ず消さないと。

大丈夫かい、自分。