目次
・今年は『写真、着物、人形』を整理した年。
👆写真は10月2日 日曜日、「明治神宮」の森から眺めた空。晴天。
子供達が家を出て、それぞれ自立したのを機に、身辺整理を少しずつ始めている。
元々あまり物を所有する方ではないのだが、
長年の三大整理案件、
着物・写真・人形
今年はこの3つをいよいよなんとかすることにした。
私がやらなければ、私が死んだ後、子供達がやることになる。
そんなお手間をおかけするわけにはいかないでしょ。
使っているなら良いけれど、押入れに何年もしまったまま、という物はこの先も出すことはないでしょう。
1年かけて整理してきたよ。
・『写真』と『着物』は整理済み。
写真
お正月に写真を断捨離。
それぞれ欲しい分だけ持つことにして、残りは処分。
私は5000枚以上あった写真から、私は158枚をセレクト。
着物
春には持っていた着物を全て処分した。(これは子供達とは関係ない)
結婚するにあたって、母が揃えてくれた何着もの着物だったが、ほとんど袖を通すことなくほぼ30年。
母にはすまない気持ちがあるが、この先も着る機会はないだろうから。
ちなみに宅急便で着物を送り、査定してもらう「着物買取サービス」を利用したけれど、
商品としての価値はないそうで、買い取り価格は
たったの1500円。
予想はしていたが、結局使わないとこういう事になるんだなあ。
母が相当の金額で揃えてくれた着物だったんだけどね。
10枚以上は作ってもらって、喪服もあって、もったいない限りでした。
・そして今回は人形。
いつからか飾ることがなくなり、10年以上押入れにしまったままにしていた人形達の整理をしなくてはならない。
10月2日 日曜日。ひな人形を手放してきた。
「人形供養」という言葉は使えない。
私は、自分の都合で
「使わないからさようなら」という行為に
「供養」という美しい言葉は使えないなぁ、と思ってしまい、
私の都合で廃棄、捨てる、処分するのだから、
「処分」という言葉を自分に向けようと思っている。
この言葉は心に痛いですよ。
子供達が生まれて、我が家に来てくれた人形達。
- 三段飾りのひな人形。
- ガラスケースに入った破魔弓、羽子板が幾つか。
これらは実家がある地方の風習にのっとり、
全て私の母が「正月や節句」のお祝いに贈ってくれたもの。
- 夫が生まれた時に揃えたという5月人形。兜とか。
こちらは夫が生まれた当時の物だから、55年もの。
整理は春から始めた。
今年、春になったら始めよう、と決めていて(冬は寒いし夏は暑いから)、
まず、人形以外の附属品は普通ゴミや資源ゴミとして処分。
五月人形一式、兜等は粗大ごみへ。
ガラスケースに入ったお正月に飾る「破魔弓」と「羽子板」だけは残して、これからもお正月に飾ることにした。
おひな様。
飾りやひな段、お道具類は処分したものの、
お内裏様とお雛様、三人官女は
手元に今まであり、ポイポイ、とする勇気がなく、
今日、10月のこの日まで家にいた。
子供達の成長の傍らにいたんだなあ。、と思ったら、なかなかね。
子供たちに持っていくか聞いたけど、
置き場所、飾る場所がないよ。
そうよねえ。
明治神宮【人形感謝祭】にお願いしてきた。
色々と調べていたら、毎年明治神宮で「人形感謝祭」が開催されていることを知り、
お願いすることにした。
自分の都合で「使わないからさようなら。」という行為に「供養」という美しい言葉は使えない。
と言っておきながら、
結局、普通ゴミに出すという行動がとれないのは都合がいい話だ。自分勝手だな。
・それでも残したひな人形は『常設展示』になった。
社宅(団地)暮らしだった頃、自分で買った
手のひらサイズのお内裏様とおひな様(二組ある)は手元に置くことにして、
そして、しまっておくのはやめて、リビングと玄関に飾ったよ。
ひな祭りではないけれど、これでいつも眺められる。
それがいいと思ったんだ。
2022年10月3日 月曜日 -92-