4月2週目。「緑肥のタネ(オオムギ)」をまく
私の畑は日当たりの良い1m×2.5mの小さなスペース。畳1枚より一回り大きい位。
このサイズにもかかわらず、畑を里山のような環境にして有機栽培をするという野望(?)がある。
先々週、土づくりにと「ぼかし肥料」と「過リン酸石灰」というものをまいてみた。
今日は次の作業。
・緑肥を育てるのは草を利用して畑を肥やすため
土の状態が申し分なければそのまま苗を植えられる。でも私の畑は畑ではなかったところ。土が野菜作りに適しているのかもわからない。やったことがないので、私の教科書「NHK趣味の園芸 やさいの時間 自然のチカラで育つ野菜づくり! 有機の菜園12か月」が頼り。
「できるだけ肥料に頼らず畑や周囲に生える草を利用して畑を肥やす。緑肥はあとに育てる野菜の肥料にもなる」とある。
緑肥が育てば風よけになり、敷草として畑に敷けば肥料になり、土が耕されるそうだ。
世の中の畑づくりでは草取りこそが大変なのが定石なのに、「草」増やしちゃっていいのか?と思うが、これが里山農園なんだって。
それで、この草を畑に敷いて微生物に分解してもらい、栄養豊かな土壌に育てるっていうわけさ。
そういえば冬から春にかけて、畑に緑の葉っぱが育っているなあ、と思っていのは緑肥を育てていたのか。
春の田んぼには一面にレンゲの花が咲いていたのをよく見るが、レンゲもこのまま耕して田んぼの肥料にする。これに近いことを家庭菜園でもやるということですね。
まずこれ。これやってみる。
・「緑肥用のオオムギのタネ」をまく
野菜の苗を植え付ける前に緑肥のタネなんかまいちゃってもいいのかと思ったが、「植えつけまでたとえ一ヶ月でも緑肥を育てて草を増やそう。植えつけの時は苗を植えるところだけ刈り取ればいい」と書いてある。
春はエンバクやオオムギが向いているというので、ホームセンターに行き、「緑肥用のオオムギの種」を買ってきた。(売っていたのはこれだけだったから)
・発芽を促進するために、タネをまいたところをしっかりと踏む
畑の周りを囲むように溝を作り、ちょっと赤みがかった小さな種をポトポトと種をまいた。種に土をかけて足でしっかりと踏んでいく。
麦を踏むのは、土と種が密着してよく発芽する。かけた土がフカフカだと水の吸い上げがわるくなり、うまく発芽しないこともある。
少し余った種は畑の真ん中にまいてみた。
芽、でるのだろうか?
(出典:佐倉朗夫.NHK趣味の園芸 やさいの時間 自然のチカラで育つ野菜づくり! 有機の菜園12か月.NHK出版,2025,112p.)
