翌朝の家事が減り、出勤前にゆっくりできる
今年も暑い。
暑くなければ普段夜9時半には2階の自室(エアコン無し)に行くのだけれど、今はその時間に行くと33℃。風通しは良い部屋だが、この気温ではとてもじゃないが過ごせないし、ましてや眠ることもできない。
そのため、気温がいくらか落ち着くまで、エアコンがある1階のリビングで過ごしている。
することもなく暇だったので、読書をするか、録画したドラマでも観ようと思ったが、ふと思いついて、いつもは毎朝やっている1階のトイレとお風呂の掃除とリビングの掃除機かけをやってみた。
これが案外良くて、翌朝の家事が減り、出勤前にゆっくりできる。
元々1日1回は掃除をしないと気が済まない性分。ということは、実は朝だろうが夜だろうが1日のうちなら何時でも良いのではないか?
なぜ人は朝掃除をするのだろうかと「朝でなければならない」という理由も改めて考えてみたが、朝やらないと絶対に困る理由も思いつかない。それならやってしまおうとなったわけ。
さすがにご近所迷惑になるのは避けたいので、窓を閉めて、弱モードで音を小さくして掃除機をかける。もっともこの時期はエアコンをつけているから窓が閉まっているだろうし、ご近所的にも問題ないだろう。
リビングで夫がテレビをみたりパソコンをやっている周囲を「はいごめんなさいよ〜」とガーガー掃除機をかけて回る。
夫が「暇だからって夜掃除するかね」と思っているのかわからないが、私に何を言っても無駄だろう、と諦め「無表情」でいるのがわかり笑える。
エアコンのない廊下とトイレとお風呂を掃除すると汗ばんではくるが、すぐリビングに入れば涼しく快適だ。ほんの5分から10分の事だし。
→ただし、気が向いた時だけ。ルーティーンにするのはさすがに大変。
これは良い考えだと思ったが、毎日ルーティンにすることを想像したらげんなりしたので毎日はやれそうもない。私だってどんなに暇だとしても、夜は疲れている。ホントは寝たいし寝てる時間だもの。
やるのは気が向いた時だけだわね。
ところで2階の私の部屋だが、夜も11時頃になればそれなりに風が通り、扇風機をかけ、冷たい水を入れた水筒を枕元に置き、保冷剤(凍らせたペットボトルを手拭いで巻いたもの)を首や脇にはさめば、快適とは言わないが、朝まで眠ることができている。
お盆を過ぎればだいぶ涼しくなるからそれまでの辛抱だ。
とはいえ年々暑い期間が長くなっていることを考えれば、もうそろそろ2階にもエアコンが必要になるだろう。冗談じゃなく、命の危険を感じる暑さだ。
私の部屋より風通しが悪い部屋で寝る夫は、私より暑さに相当強い(本人は麻痺していると言っている)のだが、その夫でさえ、時々1階のリビングで寝るようになった。
なぜ2階にエアコンがないかと言えば、家を買った当初お金がなくてエアコンを買えず、そのままずるずる25年経ってしまっているからだ。
おかげ?で娘も息子もリビングで過ごすしかなく、試験勉強も受験勉強も、なにもかもリビングでやるしかなかった。(きっと納得はしていなかったんだろうなあ、と今更ながら申し訳なく思っている)
最近は子供部屋は作らず、リビングに子供の勉強机を置くことが教育的にも親子のコミュニケーションにも良いとかなんとかいう話を耳にするが、「エアコンはリビングだけ」にすれば必然的に人はリビングに集まってくるよ。良し悪しは別として。
話は逸れたが、げんなりしない程度に「真夏の夜の掃除」をするのも悪くない。