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もし私がトイレットペーパーを交換+補充しなかったら、夫はどうするのか
・今日も使い終わったトイレットペーパーの芯がトイレに放置してある
トイレには、常に予備のトイレットペーパーを2個置いている。ホルダーにつけて使っているトイレットペーパーと合わせると常時3個のトイレットペーパーがトイレ内にある。
予備がなくなったらトイレから出てすぐ隣の物置にストックがあるので、そこから補充することにしている。
夫は今朝も使い終わった芯だけ外してトイレの中に置いて出勤していった。それでも芯を外して置いてあるなら今日はマシな方だ。
普段はなくなったらなくなったでおしまい。芯もつけたままだし、新しいトイレットペーパーをはめておくなんて、自分が困った時くらいだろう。
せいぜい年に1〜2回。それも予備がトイレに置いてあればの話。
もし予備が置いてなかったらどうするのだろう…。
……想像してはいけないことを想像してしまった。
・トイレットペーパーの交換は「見えない家事」に当たるそうだ
こういうこまごました「掃除」「洗濯」「料理」以外の「家事」として語られることの少ない家事のことを、世間では「見えない家事」とか「名もなき家事」と言うそうだ。
国が行った第6回全国家庭動向調査によれば、トイレットペーパーの交換は「食材や日用品の在庫の把握」に当てはまると思われる。
「見えない家事については妻が担当している割合が高く、特に「食材や日用品の在庫の把握」と「食事の献立を考える」は約9割の妻が担当していた」という結果が出ているそうだ。
・使い終わったらその場で補充すればいいのに、誰もトイレットペーパーの交換をしないから、妻が「家事」として担わなくてはならない?
トイレットペーパーが終わった、洗剤が終わった、となった時に次に使う人のことを考えて交換、補充する。
トイレを汚したら次に使う人のためにきれいにする。
トイレを使ったらスリッパは次の人がすぐ履けるように向きをなおしておく。
洗面所でうがいや手洗いをしたら次に使う人のためにシンクはきれいにしておく。
これらは「家事」というより、「次に使う人のために行う人としての行動」じゃないの?
わざわざ「見えない家事労働」に定義するから「家事」になっちゃう。
当たり前の行動なのにね。
・さて、もし私がトイレットペーパーの補充をしなかったら夫はどうするか
そうはいっても、結局私が待ちきれなくて、または耐えられなくて交換するので、自ら「見えない家事」にしているとも言える。
それならちょっと実験してみようと思い、トイレットペーパーの交換をせずにいてみた。
3個あったペーパーが2個になり、1個になっても補充せず、トイレの中の予備がなくなり、ホルダーのトイレットペーパーがあと1回分にも満たない量になり、そして夫がトイレに入った。
さて、夫が出勤した後トイレを覗くと、、、おおー、ちゃんと新しいトイレットペーパーが補充してあるではないか!
やればできるのか?それならこれからはぜひ毎回交換してください。