6:30からのラジオ体操で、寝起きの固まった身体をほぐす


・朝目覚めると、身体ががガチガチに凝り固まっていて、首を動かすのも寝返りをうつのも「アイタタタ」となる

寝ている間に動かさなかった身体は朝目覚めると固まっている。布団の中でストレッチのようなことをやってみるのだが、効いているんだかいないんだか、あんまりスッキリしない。50代を過ぎてから毎日こんな感じである。

毎朝の凝り固まった身体をほぐしてスッキリ気分よく1日をスタートさせるなにかねぇ。と考えていて「ラジオ体操」を思い出した。
でも仕事をしていた頃は朝から忙しくて体操をする時間なんて取れなかった。
「アイタタタ」と言いながらガバッと起き上がり、そのまま家事に突入していたものだ。

今無職なんだから、何年もやりたいと思っていた毎朝の「ラジオ体操」をやってみてもよい。

・ラジオ体操は簡単で、たった5分で全身を動かすことができる万能体操

ラジオ体操第1は3分、第2は約2分30秒で、合計約5分半間という短時間でできる。特別な道具や広いスペースも必要ない。朝起きてその場で立ち上がればできる。

私は一応着替えるところまではやっているが、パジャマのままでも顔を洗わなくても髪をとかしてなくてもできる。
しかも子供の頃やっているから大体は頭に入っている。わざわざ覚えなくていいのは楽だ。

・動かすたびに身体がゴリゴリ、コキコキ鳴る。相当固まっているのがわかる

実際やってみると、腕や足、背中、肩、体幹など全身を使うし、酸素もたくさん吸う。5分で全身の運動が無理なくできる。

前屈・後屈やひねり、屈伸といった関節を動かす運動全てでゴリゴリ、コキコキ、アイタタタ、と骨が鳴る。なるほど身体がほぐれていくのがわかる。

・自律神経が整い、心の健康にも良い。ラジオ体操は「大人のための」体操

運動することで血行が良くなり、身体的な疲れやコリが軽減されるだけでなく、気分がすっきりするんだって。確かに終わった後は気持ちがいい。

小学生の頃、夏休みなのに毎朝学校に行って(ラジオ体操会場が学校の校庭だったから)ラジオ体操をさせられていた頃は、こんな面倒くさいものなんでやるのさ、と思って真剣にやりもしなかったが、実はラジオ体操は子供のためではなくて大人のためのものなのだ。

1928年に始まったそうだが、当時の人はよくこのような完璧な体操を作ったものだ。それが100年続いているんだから、これこそ究極の国民のための体操よ。

今は動画もあるからいつでもできるんだけど、ラジオを聴きながら毎朝同じ時刻に行うことで規則正しい生活になるのよね。