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素人の持論です。巻き舌「R」論を展開します
英語を発音するときの「L」の発音は、
日本語の「らりるれろ」でOK。
日本語は舌を上あごにつけて「らりるれろ」と発音しています。
では、「R」の発音は、
舌を口の中のどこにもつけない状態で「らりるれろ」と発音すれば
「R」になります。
言いにくかったら「巻き舌」で「らりるれろ」と言います。
十分通じます。
巻き舌の国 スリランカ
私が若い頃1年ほど滞在していたスリランカは、
シンハラ語、タミル語という国語と英語も公用語になっていて、
だいたいの人が
英語+シンハラ語・英語+タミル語・人によっては英語+シンハラ語+タミル語
を話すことができます。
当時私は英語はほんの少ししか話せず、
シンハラ語もタミル語も全く話せなかったので、
まず「あなたとは英語で会話するわね」ということになったのですが、、、
ブログタイトルにある【あーゆーぼーわん】とは?Rの発音ができない
もう40年近くも前の話ですが、忘れもしない、
ホームステイ先に松田聖子さんのカセットをホームシック対策として持って行き、
「夏の扉」を楽しく歌っていた時の事。
歌詞「フレッシュ」の所を私が歌うと、
ホストシスター:えっ?flesh、flesh、flesh?? Seiko Matsuda は「肉」の歌を歌っているの?(松田聖子は日本でとても有名な歌手、と説明済み)
私 :えっ?違うよ。fresh だよ。
ホストシスター:「flesh(肉)」に聞こえる~~。
私 :赤面・・・。
おかゆ~。「R」と「L」の区別ができていないよ。
大笑いされて、もう絶対ちゃんと発音できるようになる!
と決心したのです。
学校で
通っていた現地の学校でも、
クラスメイトも私が「R」と「L」の区別がついていないことに気が付き、
一生懸命トレーニングしてくれました。
ring ・road・ rock ・fruit・rabbit・rain・・・。
とにかく「R」の発音を徹底的に。
毎日毎日、クラスメイトが私の周りで聞かせてくれるのです。
できないできないできな~い。
どんなに聞いてもRとLの違いを区別して発音できない。
そもそも違いがわかんない。
当時の英語力ひどいな。
そおねえ。2週間位たって、「もういやだ」
と絶望的な状況になった頃、
突然「ピン!」と来たのです。限界までやるって大事。
彼らが発音するRって、
「これって、、、Rなの?巻き舌じゃん」と発見。
スリランカの人たちはRは巻き舌で発音
巻き舌で「R」を発音してみたところ、
「そうそう、それそれ !(^^)!」だって。
日本の学校で習っていた「R」とずいぶん違うけど、
これでいいのかぁ。
RとLが違って聞こえれば、
freshがfleshとはならなくて済む。
クラスメイトにも褒めらて、
こからは猛烈に上達しましたよお💛
松田聖子さんのおかげで、
RとLの発音をマスターしました。
RとLの発音に違いがあれば通じるよ
私だけかなあ。
日本人にはRの発音がないから、
耳からも同じように聞こえてしまうのだと思います。
耳に同じように聞こえるものを区別して発音なんてできるわけない。
だから同じ発音になってしまう。
日本人あるあるだと思うのですが。
私だけかなあ(再)。
帰国する頃には、すっかり巻き舌でRを発音する人になっていましたが、
誰と話しても、アメリカやニュージーランドの友人と話しても
ちゃんと理解してもらえるくらいには上達しました。
日本人にはアジアの英語が聞き取りやすい
とずっと思っているのですが。どうでしょう。
いわゆる私たちが学校で習った
主に「アメリカ英語」に比べて、
「アジアの人が話す英語」は私には聞き取りやすかったです。
単語単語がはっきりと聞こえます。
学校でリスニングの時に聞く英語もラジオ講座の英語も
「アメリカ英語」しか聞いたことがなかったから、
逆にぱきぱき?聞こえて聞き取り易~い。
マレーシア、シンガポールにも友人がいますが、
早口だけど聞き取り易いです。
私がスリランカに滞在していたころから約40年たって、
グローバル化が進んで、
世界中の人が世界中を回って活躍するようになって、
最近では
「ネイティブ英語ってどのこと?」
て雰囲気にもなってきていますから、
アジアの英語、おすすめです。
2022年8月16日 火曜日 -44ー