新しいスマホはミドルレンジクラスの『OPPO Reno9 A』
買ってから7年目のスマホ。OSは古く、アップデートもされなくなった。当然といえば当然だが、重いし遅いし、調子は悪い。
→スマホの寿命は何年?寿命を迎えた7年目のスマホ(Android8.0)はいつまで使えるのか
4年前、息子は私のスマホをSIMフリーにして、通信料を低く抑えられる格安SIM会社に変えてくれた。
「???」となっている私の隣で、ほとんどの設定を代わりにチャチャッとやってくれて、私は私で困ったら息子に聞こう位に思っていたため、私のITリテラシーは向上することなく、いまだに息子におんぶにだっこの状態だ。
しかし現在子供達は遠くに住んでいる。息子は「機種変更するならいつでも聞いてね」と言ってくれるが、娘には「ボケ防止のためにも弟(息子)に頼らず自分でなんとかしなさいね」と釘を刺された…見抜かれている。
でも自分でやって万が一上手くいかなかったら怖いじゃない?だから壊れかけたスマホをだましだまし使い、お盆に息子が帰ってきた時に、娘に内緒で機種変更しよう。
もちろん基本は自分でやるけどさ、すぐに聞ける人が傍に欲しいし(夫は私以上に不得手)。
なんて思っていた矢先に、壊れてしまった。
どこをタッチしても反応しない。何度も再起動したりその辺のボタンを闇雲に押したり、スマホを振って?みたり。
流石に冷や汗をかいていたら、10分後、奇跡的に復活した。しかしまたいつどうなるか。息子の帰省まで待っている余裕はなくなった。
そこから必死である。手元のスマホが使えている間に機種変更をしなくては。
キャリアではなく格安SIMのスマホを使っているおかげで、料金は格段に安い。月100円台なんてこともある。しかし機種変更は自分で行わなければならない。
職場の人達に聞くと、若い人でも案外キャリアまたはキャリアで展開している格安スマホと契約している人が多い。聞けば機種変更もトラブルも、直接お店に行って解決できるから、だそうだ。
私は実店舗とのお付き合いはなく、息子は近くにいない。娘は自分でなんとかしなさいと言う。
やるよ。自分で。こうなったら。
その日のうちにネットで注文し、3日後に新しいスマホが届いた。家事そっちのけで、恐る恐る、必死に、機種変更をなんとか終えたのだった。
いつ「間違ってます」とか「接続できません」とか言われるだろうかとヒヤヒヤしながらだったが、結局新しいスマホが「はい、次はこれ、次はこう」と誘導してくれたので、終わってみればあっという間。
前のスマホの写真もアプリも、Wi-Fiのパスワードも待ち受け画面までもがBluetoothを使ってあっという間に移行でき、LINE以外、あらかじめ取っておいたデータバックアップは不要だった。
ところで息子によると、「私のような昭和生まれは、家電は日本のメーカーが1番という感覚でスマホも選ぶけど、スマホは家電ではないし、今や日本のメーカーを凌ぐ技術を持つ外国のメーカーも多いよ」と言っていた。コスパに優れたスマホも多いそうだ。
ということで、息子の言葉を100%信用する私は、OPPO Reno9 A という中国のスマートフォンメーカーのスマホを買った。
日常生活の連絡手段がメインで、ゲームはやらないし、性能がそれほど高くなくても十分で、値段もお手頃なミドルレンジクラスと言われるスマホだそう。
スマホが壊れてから機種変更が済むまで、食欲がなくなりそうな(なくならなかったけど)1週間だったが、新しいスマホはサクサク動いて使いやすい。
なんとかなるならもっと早くさっさとやることもできたよな。
人間てそんなものだ。