もう捨て時だなと思った歯磨き粉はそこから2週間使えた。やってみる価値あり。
指で挟んだり、底の方からクルクル巻いて出そうとしたり、できる限りのことはする。そして最後はまだ残っているような気がしても「もうこんなもんだ」とあきらめて捨てる。
この終わりそうな歯磨き粉を、母が「ちょっと貸してみ」と手に取って、ブンブン振って復活させてしまった。
やり方は簡単。ブンブン振ると遠心力で中身が出口に移動してくれるということなんだって。
1.チューブに空気を入れてふくらませて、しっかりとフタを閉める
2.チューブの先端(底の方)をつかんで「ブンブン」と振る。10回位でOK。いまいちならもう少し振ってみる
3.できあがり
あんなに絞ってもなにしても出てこなかったのに、「まだこんなに残っていたの?」という程簡単に出てくる。母もテレビで見て知ったそうだ。笑えるくらいたくさん出てくる。
使っていて出が悪くなってきたらまたブンブン振ると少し復活する。
母が復活させた歯磨き粉は、その後2週間使って、どんなにブンブン振っても出なくなった時にはさみで開いてみたら、出口の部分に少し残っていただけだった。
洗顔フォームやトリートメントでもやってみたら、見事に復活した。
チューブのしょうがやにんにく、マヨネーズ、ラミネートタイプの軟膏にも使える技だ。
世の中には「チューブ絞り機」という商品もある位だから、みんな「もったいない。最後まで使いたい」と思っているわけで、終わりかと思っていたところから2週間も使えれば、結構な節約になるよねぇ。
